金属アレルギー・ノンメタル治療

金属アレルギー予備軍も含めると、1000万人超!?

金属アレルギーといえば、時計やアクセサリーなどで皮膚にかゆみや湿疹を引き起こす症状が思い起こされますが、最近、治りの悪い皮膚や粘膜の病気の原因として、歯科治療で使用される金属に対するアレルギーが注目されています。パラジウムは保健金属の主役ですが、リンパ球幼若化テストという金属アレルギー検査では、約半数の人に陽性反応が出ます。

ドイツでは、保健省が歯科業界に対して、「幼児及び妊婦に、銅を含有するパラジウム合金と、水銀・銀アマルガム合金を使用しない」という勧告を行ないました。直接金属のあたる部分がかぶれるだけでなく、手足や全身にまで影響が及ぶ事があるのです。突然の原因不明の皮膚病として悩まれるのですが、まさかお口の中の金属が原因とは思いもよりません。口腔内の金属アレルギーは、金属を使用してから数十年を経て突然発症することも多く、すぐに症状が現れるとは限りません。

原理は花粉症やアトピーと同じで、決して特殊なものではありません。そのため、今現在、金属アレルギー反応のない方でも、お口の中の金属によって、アレルギーになってしまうおそれがあります。言いかえると、お口の中に金属が存在し続ける以上、金属アレルギーになる危険性に常にさらされていることになるのです。

口の中や全身に現れる金属アレルギー症状

Stomatitis & Lichen planus

口内炎(こうないえん)・扁平苔癬(へんぺいたいせん)

歯科金属や内服薬、カビ、果物アレルギーなどが原因で治りにくい様々な口腔炎が生じます。

Pustulosis palmoplantaris

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

歯科用金属や歯ぐきや歯の根の膿み等に対する生体のアレルギー反応から手のひらや足の裏に水ぶくれが生じます。

hives

蕁麻疹(じんましん)

短時間で赤い斑点が現れたり消えたりするもの。

Non-clasp denture

頭髪の脱毛

21世紀になって薄毛の原因の一つとして発表されるようにもなりました。2015年に放送されたTV番組「世界仰天ニュース」でも「歯の金属アレルギーによる薄毛」を取り上げていました。

歯科医が使う金属は?

歯科で使用されている金属の中で、体内に沈着し、アレルギーの原因になりやすいものは、ほとんどがパラジウム、アマルガム合金(水銀の合金)です。逆にアレルギーの原因となりにくいのは、金や白金、チタンなどの安定している金属です。

特に、パラジウム(保険の銀歯)は金属アレルギーを起こしやすいので、ヨーロッパでは使われない傾向にあります。

ドイツの保健省では、歯科業界に対して金銀パラジウム合金とアマルガムを使用しないように勧告しています。スウェーデンでも、すでに1987年の段階で政府が同様の発表をしています。(パラジウムフリー=パラジウムが入っていないので安全です! といった広告もあるくらいです)

身体への安全性の観点から、デネブデンタルクリニックではノンメタル治療を推奨しています。アレルギーに不安な方は一度ご相談ください。