2018年2月7日 (水)
ついにインプラントとセレックが統合されました。
これは歯科のデジタル化のお話です。
歯科領域に数年前からデジタル化の波が来ています。
最初のデジタル化はレントゲンでした。
かつて、といってもほんの5〜6年前までは
レントゲンは現像液を使い10分ぐらい掛けて現像していました。
今やそんな医院もほとんど見かけなくなりました。
当医院のデジタルCTレントゲンは、撮った瞬間に画像がモニターにでます。
次のデジタル化がセレック(CAD/CAMシステム)です。
オールセラミックの歯を3Dシステムにて来院1回で提供出来る様に成りました。
そして、今度はこのデジタルレントゲンとセレック(CAD/CAMシステム)が統合し
更なる進化を遂げたのです。
これを応用することで、インプラントはさらに安全な診断が可能に成り、
セレックでインプラントの歯までもが作成可能になります。
確実に歯科業界にデジタル化はやって来ています。
とは言え、CAD/CAMシステムを提供出来る歯科医院はまだまだ数パーセントした無い
のも事実です。
今後も、歯科医療の未来は、どんどん技術革新が進んでいくでしょう。
iPS細胞による再生医療、AIも関わってくるでしょうか。
ベーシックな治療技術は大切にしながらも、新たな技術やシステムも取り入れていく。
その柔軟性が歯科医師にも求められるのかもしれません。